ミードの歩き方 vol.2 “mati”

ミードを素敵に楽しめるお店を紹介させて頂く企画。
「ミードの歩き方」

分からない土地を旅するときに頼りにしちゃう本のように、僕たちも聞き馴染みのないお酒の楽しみ方を伝えられるような、そんな企画にしていきたいと思います。ミードの楽しみ方だけじゃなく、お店の素晴らしさや、ペアリングの素敵な例を紹介していきたいと思います。

今日は、京都の「mati」さん。岡崎から、冷泉通りを西に向かうと疎水沿いに佇むmatiさんは葉美さんが焼く素敵なパンとナチュラルワイン、ちょっとしたアテが楽しめます。
@mati_kyoto



1. Access
京阪「神宮丸太町駅」の2番出口から徒歩4分。南下して冷泉通りを東に進んですぐ。岡崎方面からの場合は冷泉通りを疎水沿いにウェスト、ウェスト。

2. History
2023年7月にオープンしたmatiさんは、京都で人気の酒場 IL LAGO、シロトクロの系列店。オーナーの堀田さんはすごく素敵なビルがあったからとしか教えてくれないけど、すごいギュッとした愛が細かいところに詰まってて、すごい居心地の良い空間でした。

3. Food & Drink
matiさんでは毎日焼かれるパンと、ちょっとしたアテ、そしてナチュラルワインや、僕たちのミードも置いてくれてます。全粒粉のクロワッサンやミートパイに出会えたら、ASAPで頼むのがおすすめ。その場で焼き直してくれて、最高の状態で頂けます。手捏ねだからこそ、あえて生地を厚めにして、モチッとした食べごたえにしているというクロワッサンは日本人ならみんな好きなはず。

4. How to “Walk”
matiさんでは僕たちのミードが数種類グラスで楽しんでいただけます。季節のものや、定番のものまで幅広くあるので気分によってミードを楽しんでいただけます。
ミードはワインに比べると残糖でボディー感を演出することが多く、穀物の甘みをしっかり感じるmatiさんのパンと合わせて食べるのがso good。というより、social good。みんなで食べよう、パンと酒。

帰りに明日の朝ご飯のパンをお持ち帰りできたら、スキップ気分で南下してシロトクロさんに向かうのがこの街の歩き方。でも遠いなら、タクシーでゴーゴー。10分くらい。
シロトクロさんでは、ナチュラルワインと串揚げ、そして旬なお魚が食べれます。この日はカニ。解くに虫の方の蟹。最高なのは言わずもがなで、その時々で素敵な料理がいただけます🦀
まだまだ飲めちゃうそんなときは、オーナーの堀田さんに次のお店を聞いてみて。その日のサイコーを教えてくれます。
@sirotokuro.kyoto


5. Open

mati 12:00-19:00 定休 水木
シロトクロ 平日19:00- 土日祝 18:00-

詳しいお休みはお店のインスタグラムを参考に。

matiさんは半年前にオープンしたとは思えないくらい京都の町並みに溶け込んでいて、店内の優しい雰囲気も、パンもドリンクも全部心地よいです。パンの説明もすごく丁寧に教えてくれますし、海外の方への対応もホスピーそのものです。

休日前の〈あっ、明日の朝ご飯何にしようかな〉ってなったら、matiさんまでのんびり歩くのもいいですね。ちょっと甘いミード飲んじゃったりして。一軒で帰ろうと思ってたのにもう一軒いってみちゃったりして。それがいい。それでいいんです。
ちょっとずつミードの”歩き方”を伝えられたら幸いです。次はどのお店に歩こかな。